ペン習字

下手な字を直したい!大人になってからでも字が汚いのは直せる?

自分の字が汚いことにコンプレックスを持っている、下手な字を直したいという大人は意外に多いです。

大人になったらもう下手な字を直すのは無理…と思いがちですが、字が汚い原因を知れば、今からでも十分に直すことができますよ!

下手な字を直したい人は知っておくべき!字が汚い原因は?

大人になったら下手な字は矯正できないと諦めるのは、まだ早いです。

なぜなら、字は何歳からでもきれいに直したり上達させたりすることができるからです。

下手な字を直すためには、まず「なぜきれいな字が書けないのか」という理由を知ることが大切です。

普段から字を書く習慣がない

社会人になると、パソコンで文章を入力することが中心になります。

プライベートでもスマートフォンでメッセージのやりとりをする機会が多く、文字を手書きする機会はぐっと減りますね。

普段はパソコンを使えばよいので、字の下手さは目立ちません。

でも、そのまま放っておくとどんどん文字を書く習慣から遠ざかっていき、いざ手書きが必要になった時に恥ずかしい思いをすることになってしまいます。

ペンの持ち方が良くない

ペンの持ち方が正しくないために、余計な力が入って字がゆがんでしまう場合もあります。

小学生のときにペンの持ち方を習った人が多いと思いますが、その時に覚えた持ち方が今も守れているでしょうか。

大人になると、普段自分がペンをどう持っているか、あまり意識していない人がほとんどだと思います。

早く走りたいと思ったらフォームを見直すのと同じように、きれいな字を書きたいと思ったらまずは基本のペンの持ち方を意識することが大切ですね。

走り書きをしている

字が下手な人の多くは、一字一字を意識することなくササっと走り書きしてしまうために、汚い・読みづらい字になっています。

見た目よりも、とにかく書くことだけを重視しているとも言えますね。

どうしても急がなければならない場面以外は、書く前に一呼吸をおきましょう

そして、ゆっくり丁寧に字を書くことに気を付けるだけで、ずいぶん字の見た目はよくなりますよ。

字が汚い人はチェック!下手な字を直したい人が実践すべき対策法は?

字が汚い人でも、その原因を把握したうえで書き方を改善していけば、大人になってからでもきれいな字が書けるようになります。

以下で解説するポイントを意識して実践していきましょう。

ペンを正しく持ち、良い姿勢で書く

まず、ペンの正しい持ち方をおさらいしましょう。

ペン先からペンの長さ約三分の一のところを親指、人差し指、中指の3本で軽くつまむように持ちます。下から見たときに、3本の指で三角形ができている状態が理想です。

書くときは手首をテーブルに固定し、3本の指に均等に力が入っていることを意識しながらペンを動かすようにします。感覚に慣れるまでは、字ではなく線を書いて練習してもよいでしょう。

次に、座る姿勢を正しくします。

背筋が曲がっていると、腕や手に不必要に力が入って字がゆがむ原因になります。背筋を伸ばして椅子に座り、ノートや便箋などの書くものは体の中心に来るように調整します。

椅子は両足が自然に床に着く高さがよいですね。あまり力を入れすぎずに、リラックスした状態で書くことが重要です。

正しい字、きれいな字の形を知る

きれいな字を書くには、頭の中に「バランスのとれた美しい字のイメージ」を思い浮かべ、それをペンで再現する必要があります。

でも字が下手な人の多くは、頭の中にきれいな字のイメージがありません

きれいな字とはどういうものかを意識せずに書き続けているために、我流のくせ字・バランスの悪い字になっているのです。

きれいな字の形を知るには、手本を見ながら書く練習をすることが一番の近道です。小学校の国語の授業で練習したように、手本通りに書くことを何度も繰り返します。

そうすれば、実は誰でもきれいな字が書けるようになりますよ

ゆっくり丁寧に書く

いくら字の上手な人でも、急いで字を書けば読みづらい文字になります。

字が汚い人は、自分の書くスピード自体を意識していないかもしれませんが、ゆっくりと丁寧に字を書くことから始めてみましょう。

すぐに字がきれいにはならなくても、字の読みやすさはずいぶん向上するはずです。

走り書きの文字には「心がこもっていない」と感じる人もいます。

文字は時にその人の印象までも左右しますので、人に見られて恥ずかしくない、丁寧な字が書けるようになりたいですよね。

自分が文字を書くときのくせを知って意識するだけでも、汚い字はかなり改善します。

もっときれいな字を目指したい方は、「ペン習字」に取り組んでみてはどうでしょうか。独学でもできますし、通信講座などでプロの添削を受けるのも良い方法です。

ペン習字は独学できる?必要なものやかかる費用とは?きれいな文字を書けるようになりたいけれど、いきなりペン習字講座に通うのはハードルが高く感じるものです。また、続けられるかどうか不安がある...
大人が字をきれいに書く練習をするには?通信講座か教室か 大人の方で、文字に対して自信がない、文字が汚いことを気にしている方は多いと思います。 きれいな文字が書ければ、人に文字を見られて...

大人で字が汚いのを直したいなら

  • 文字を書くときはペンを正しく持ち、きれいな姿勢を意識する
  • 正しい字の書き方を反復練習する
  • きれいな文字を思い浮かべながら一文字ずつゆっくりと丁寧に書く
  • 本格的に下手な字を直したいならペン習字がおすすめ

ペンの持ち方や書く姿勢を普段から意識したり、セルフトレーニングしたりするだけで、字はぐっと美しくなります。

プロに教えてもらいながらしっかりと汚い字を直したいという人は、社会人の間で人気の高まっている「ペン習字講座」を利用するのもおすすめですよ。

合わせて読みたい記事