ペン習字と聞くと、大人が習うイメージがありますね。
でも、お子さんに丁寧な字を書いてほしいと考える方は、習い事の一つとしてペン習字も検討されているのではないでしょうか。
今回は、子どもの字の改善にペン習字が役立つのかを解説します。
ペン習字で子どもの字は改善できる!おすすめの通信講座とは?
我が子にはきれいな文字を書いてほしいと思うのは、親心として当然のこと。
保護者自身が自分の字にコンプレックスがあって、これまで字が汚いせいで損をした経験があるならば、なおのことですよね。
実は、そんな声に応えて、最近では子ども向けのペン習字講座が存在しています。ここでは、おすすめの通信講座2つをご紹介します。
1.日ペン「学年習字」
「日ペンの美子ちゃん」でおなじみの、がくぶんが発刊する子ども向け雑誌「学年習字」。
ただ雑誌を購読するだけではなく、美しい字の書き方が詳しく解説されているので、それをもとに自宅で練習するスタイルです。
硬筆・毛筆の両方を学べるのに加えて、月額625円という安さ!これなら気軽にはじめられますね。
誌面には毎月課題が掲載され、それを清書して提出すると、独自の級位認定が受けられます。
進級すればやる気もアップして、ますます頑張れること間違いなしです。
- 価格:月額625円、半年または1年単位の申し込み(半年3,750円/1年7,500円)
- 毎月20日に自宅に雑誌が届く
- 雑誌に書かれている筆の運び方や、字をきれいに書くコツを見て自宅で練習
- 毎月出される課題にチャレンジして、独自の級位認定が受けられる
2.四谷学院「子ども漢字書き方通信講座」
大人向けのペン習字講座も開講している四谷学院が、子ども向けとしてはじめた「子ども漢字書き方通信講座」。
子どものレベルに合わせて、正しい文字の書き方をプロの講師が丁寧に添削指導してくれます。
DVD教材も付いてくるので、字の書き方がわからなければ親子で観て学ぶことができますよ!
とはいえ、大人のペン習字講座と同じくらいの金額がかかるので、もし途中で辞めてしまったらもったいない…と思いますよね。
四谷学院の通信講座は、独自の「55段階学習システム」を導入しています。
これは、小さな目標を少しずつクリアしながら、できた!という達成感を味わって確実に上達するためのメソッドです。
これならモチベーションが継続できますし、自分がどのくらい上手くなったのかお子さんの目にもわかるので、安心して続けられますね。
- 価格:一括払いで29,800円(税込)、15回払いで1回約2,600円
- 受講期間:1年間、プロの専任講師による添削7回付き
- テキストとDVD教材で、きれいな文字の書き方をしっかり学べる
- 漢字検定にも対応しているので、最短距離で合格を目指せる
子どもがペン習字の通信講座を習うメリットとは?
子ども向けの通信講座が存在することがわかったところで、それを習うとどんなメリットがあるのでしょうか。
通信講座なら通学の手間が省ける
子どもが習い事をはじめるとなると、保護者の送り迎えの問題が出てきますよね。
共働き家庭が増えている現在、教室が遠い場合や平日にしか開講していない場合は、送り迎えがなかなか難しいと思います。
通信講座なら自宅に教材が届くので、通学の手間が省けて、空いている時間に取り組めます。
保護者が休みの日に字の練習をみてあげることも可能ですし、他の習い事とのスケジュール調整も不要で便利ですね。
文字の書き方の基礎がしっかり身につく
子ども向けのペン習字通信講座では、基礎中の基礎であるペンの持ち方や、筆の運び方、とめ・はね・はらいなどから丁寧に指導してくれます。
小学1年生なら学校で習うことができますが、もう少し高学年になってからきれいな文字の書き方を学ばせたいと思っても、今さら学校の先生には聞けないですね。
書き順も、漢字を習ってから時間が経つと忘れてしまって自己流になり、それがどんどん正しい書き方から遠ざかっていく原因になってしまいます。
子ども時代の早い段階で、字を正しく丁寧に書く習慣をつければ、大人になってもきれいな字を維持できますよ。
集中力がアップする
文字を書く練習をすることは、とても脳みそを使います。
まず、きれいな文字の書き方を頭で理解し、コツを覚えたら、次はその通りに手を動かして同じように書いてみる。
もし上手く書けなければ、どこがいけなかったのか見直しながらもう一度書く…。
この繰り返しの作業の中で、字のバランスをよく見る観察力や、上手くできるまでやろうという集中力を鍛えることができます。
子どもの字が汚いのをペン習字で直したいなら
- 日ペンの「学年習字」なら、月額625円できれいな文字の書き方を学べる
- 四谷学院の「子ども漢字書き方通信講座」なら、プロの丁寧な添削が文字の上達を後押ししてくれる
- 通信講座なら自宅で学べるので、他の習い事とのスケジュール調整や送迎が不要
- 文字をきれいに書く練習を通して、集中力アップが期待できる
文字の正しい書き方を身につけるためには、子どもの頃からペン習字を習う方が効率がよいです。
大人になってからだと、長年のくせ字を直すのには時間もお金もかかってしまいますし、字が汚い大人は周囲からの印象もあまり良くならないからです。

保護者の方としては、続けられるのか心配になることも多いと思いますが、ペン習字の教材は飽きさせない工夫がたくさんあります。
吸収力が高い子どもの時期にこそ、ペン習字に挑戦するのがおすすめです。