ペン習字

ペン習字は独学できる?必要なものやかかる費用とは?

きれいな文字を書けるようになりたいけれど、いきなりペン習字講座に通うのはハードルが高く感じるものです。また、続けられるかどうか不安があるので、まずは独学ではじめたいという方もいるでしょう。

ペン習字を独学したい方のために、必要なものやかかる費用をまとめました。

ペン習字を独学で行うことはできる?

ペン習字は通信教育やカルチャースクールで習うイメージが強いですが、どちらで習うにしても、当然ながら時間とある程度のお金が必要です。

もっと手軽にペン習字をはじめたい方は、独学ができるかどうか気になりますよね。

ペン習字は独学できる

ペン習字には、ボールペン・万年筆・筆ペンなどさまざまな種類がありますが、実はどれも独学することが可能です!

ペン習字を学びたくても時間がなくて諦めていた人や、ペン習字に興味はあるけれど、今まで習い事がどれも長続きしなかったという人も、独学ならお試しでチャレンジできて安心ですね。

ペン習字を独学するメリット・デメリット

ペン習字を独学するメリット

●自分のペースでできる

仕事や家事などで忙しい人は、ペン習字を学びたくても時間を取りにくいのが現実です。

教室に通う時間がない、通信講座をするための時間が捻出できるか心配という方は、まずは独学を試してみるといいかもしれません。独学なら空いた時間に行うことができ、自分のペースにあわせて学べますよ。

●費用をおさえられる

通信講座や教室は、教材費はもちろん、添削指導料・交通費などさまざまな費用がかかります。教材は入会時にいろいろと購入させられたけれど、結局使わなかったらもったいないですね。

でも、独学なら参考書とペンさえ購入すればすぐにはじめられ、それほど費用は必要ありません。教室に通うよりも手軽に取り組めるのが良いですね。

ペン習字を独学するデメリット

●モチベーションを保ちにくい

独学は自分一人で手軽にはじめられますが、そのぶん自分で勉強時間や目標をコントロールすることが大切です。

目標もなくはじめると、何のために頑張っているのかわからなくなり辞めてしまう可能性があります。

例えば「硬筆書写検定の2級に合格したい」など、独学をはじめる前に具体的なゴールを描いて学ぶのが良さそうです。

●上達したかどうかがわかりにくい

教室や通信講座では、講師が書いた文字を添削してくれて上達具合をフィードバックしてくれます。でも独学では、当然ながら他人からの評価がないため、上達しているか判断が難しい場合があります。

一人でコツコツと練習するのが向いていないと感じる人は、講師からアドバイスがもらえる教室や通信講座を検討した方が良いかもしれません。

独学でペン習字をするにはどれくらいの費用がかかる?

ペン習字を独学する場合いったいどれくらいの費用がかかるのでしょうか。

ペン習字の独学に必要なもの

  • 参考書やテキスト
  • ボールペン、万年筆、筆ペンなどの筆記用具
  • 下敷き

参考書・テキストはさまざまなものが出版されています。最近は100円ショップでも売られていますし、書店やインターネットで探せばたくさん出てきますので、自分にあったものを探してみてください。

お試しで1冊参考書をやってみたけれど、よくわからなかった・面白くなかったという場合もあるでしょう。でもそれは、たまたまその参考書が自分に合わなかっただけかもしれません。

ペン習字自体が面白くないと諦める前に、別の参考書やテキストを試してみましょう。

ボールペンは普段使っているものでもよいですが、書きやすいものや好きなデザインのものを購入すると、独学が楽しくなるのでおすすめです。また、下敷きもあると文字が書きやすくなるので便利です。

ペン習字の独学にかかる費用

必要なものを一式そろえても、独学のペン習字なら1500円程度ではじめられます。

参考書・テキストは100円ショップのものから試すのも良いですし、お手本が豊富な専門テキストでも1100円程度で購入できます。

ボールペン、万年筆、筆ペンは価格帯がさまざまで、良いものにこだわればそれだけ値段も高くなりますが、はじめてペン習字にチャレンジするなら500円くらいのもので十分です。

一般的に、通信講座のペン習字の費用は3万円程度かかるので、お試しでやってみたい方も、独学なら手軽にはじめられますね。

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ペン習字を独学する際の注意点

気軽にはじめられる独学のペン習字ですが、学ぶときにはいくつか注意しなければならない点があります。

疑問点を放っておいたり自己解決したりしない

教室や通信講座と違って、一人で黙々と作業をする独学では、わからないことがあっても人に聞くことができません。

「この文字はどうやったらバランスよく書けるだろう?」と疑問に思っても、解決せずに放っておいては上達も遠のいてしまいます。わからないことがあったときは、インターネットで調べる・テキストを読み込むなど、積極的に調べるようにしましょう。

最近はYouTubeできれいな文字の書き方を解説した動画もあるので、それらを活用するのも一つの手です。

くせ字を延々と練習することになってしまうかも

独学は市販の参考書やテキストで学んでいきますが、学んだ成果をチェックする人がいないため、下手な字が克服できたかどうかは自分にしかわかりません。

最初はお手本通りに文字を書いていても、いつの間にか自己流になってしまい、気づいたら自分のくせ字を延々と練習帳に書き続けていたという結果になると残念ですよね。

もし本格的に下手な字を直したいなら、教室や通信講座でプロにチェックしてもらいながら学ぶことをおすすめします。

ペン習字を独学したいなら

  • 独学ならペン習字にお試し感覚でチャレンジできる
  • 自分のペースで進められて費用も抑えられるのが独学の最大のメリット
  • 目標を決めないとモチベーションが続かずに挫折する可能性もある
  • テキストと必要な道具を揃えればすぐにでもはじめられる
  • くせ字を本格的に直したいならプロに教わるのがおすすめ

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