ペン習字

字が汚いコンプレックスを乗り越えるには?

自分の字にコンプレックスがあると、人に書いたものを見られるのが恥ずかしく感じてしまいがちです。

さらに字が汚いことを直接指摘された経験のある人は、ますます自信をなくしてしまいますね。

そんな字が汚い人におすすめのコンプレックス克服方法をまとめました。

字が汚いコンプレックスの原因とは?

そもそも、なぜ字が下手な人は「汚い字しか書けない」のでしょうか。

自分の字が汚いコンプレックスを乗り越えるためには、原因に向き合うことが大切です。ここでは、よくある原因3つについて解説します。

1.自己流のくせ字になっていることに気付いていないから

字が汚い人は、長い年月をかけて身につけた「自己流」の字の書き方をずっと繰り返しています。例えば、「口」という字を「〇」で書いてみたり、字を適当につなげて書いたりしていませんか。

その書き方が便利だからとずっと続けていては、きれいな文字からは永遠に遠ざかったままです。まずは、自分の字が「汚い自己流のくせ字」になっていないか確認しましょう。

2.きれいな字の書き方を知らないから

自分の字のゆがみやくせに気付くことができたら、次は「きれいな字とはどういうものか」を知る努力が必要です。

人が美しいと感じる文字は、教科書に載っているような整った字です。その字と自分の字がどう違うのかを観察しましょう。そこでしっかりと違いに気づくことが重要です。

直すべきポイントを意識せずに、がむしゃらに書く練習をしても、だらだら練習時間が延びてしまうだけなので注意が必要です。

3.ゆっくり丁寧に書いていないから

字が汚い人は、自己流のくせ字を延々と書き続けていると言いましたが、ほとんどの場合は急いで書いていることが多いです。

急いで書くことが長年の習慣になってしまい、時間をかけて字を書くことができないのです。

字がきれいな人は、字が汚い人よりは確実にゆっくりと文字を書いています。

書くのが遅いとか、無駄に時間をかけるという意味ではなく、きれいな字を書くにはある程度の時間が必要だと理解しているからです。

字が汚い人も、いつもより少しだけ時間をかけて丁寧に書くようにすれば、それだけでかなり見やすい文字が書けるようになりますよ。

字が汚い人におすすめのコンプレックス克服方法

自分の字が汚い原因がわかったところで、もうずっとくせ字を書き続けている自分が、きれいな字を書くなんて無理…と思う人も多いかもしれません。

でも、大人になってからでも、きれいな字を手に入れるのは遅くないですよ!

以下に具体的なコンプレックス克服方法をご紹介します。

毎日少しずつ、意識して字をきれいに書く

普段書いている字は、長年の自分のくせの延長です。そのことを自覚し、意識的に改めていかないと、汚い字は改善されません。

毎日少しずつで良いので、意識して字をきれいに書く時間を持ちましょう。ゆっくりと、丁寧に、お手本の字を思い浮かべながら。

そうすれば、だんだんと自分の身体にきれいな字体が身についていくことが期待できます。

独学でペン字を学ぶ

市販のテキストとペンを自分で購入して、独学でペン字を学ぶことで汚い字を克服する方法もあります。

教室に通ったり、通信講座に申し込むよりも費用をおさえられて、自宅で自分のペースではじめられるので、お試しでやってみたい方にもおすすめです。

ただし、当然ながら練習の成果を誰も褒めてくれませんし、自分の字の悪いところを全て自分で気付いて直していかなければならないので、その点は注意が必要です。

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ボールペン字講座でプロに習う

独学で字が汚いことを克服するのには限界があるため、専門家が監修したボールペン字講座でしっかりと字の書き方を学ぶこともおすすめです。

講座の利点は、なんといってもプロの講師が字のくせを指摘し、もっときれいな字を書くためのアドバイスをもらえるということ。

また、その人の上達具合に合わせた指導をしてくれるのも、独学にはないメリットです。

自分の字にコンプレックスに感じている人は、積極的に練習をすれば短期間に驚くほど字を上達させることができますよ。

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字が汚いコンプレックスを乗り越えたいなら

  • きれいな字と自分の字を見比べて、どこが汚いのかを知る
  • ゆっくり丁寧に書く習慣をつける
  • きれいな字はすぐには手に入らないので、練習の継続が大事
  • 独学でペン字を学ぶか、プロに教わるボールペン字講座を習うのもおすすめ

最近はパソコンやスマホを使ったメッセージのやりとりが多くなり、字を書く機会が減っていますが、やはり履歴書や冠婚葬祭などの大事な場面では、まだまだ手書きが重視されています。

きれいな字が書ければ、自分に自信が持てるだけでなく、仕事でもプライベートでも周囲の人からの印象が良くなり、得をする場面がたくさんあります。

字が汚いコンプレックスを乗り越えて、堂々と人前で字が書ける自分になりましょう!

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