ペン習字

簡単な練習ですぐ上達する!ボールペン字をきれいに書くコツとは?

大人になるとボールペンで字を書くことが増えますが、「もう少し上手に書けたらいいのに…」と感じたことはありませんか?

そんな時に役立つ、ボールペン字をきれいに書くコツについてお伝えします。

ボールペン字をきれいに書くための、ペンの選び方・持ち方のコツとは?

ボールペン字を美しく書くには、ペンの選び方持ち方のコツがあります。

それを実践すれば、字を書くのが苦手な人でも自信をつけることは可能です。

ペンの選び方

字をきれいに書く練習をするとき、書くことだけに気を取られがちですが、実は筆記用具の選び方も大事です。

字の練習に適している筆記用具は、ボールペンや万年筆です。

字を書き慣れていない人なら、日常から使い慣れているボールペンがいいですね。

ボールペンのインクには、油性・水性・ゲルインクの3タイプがありますが、練習時にはなめらかに書ける油性かゲルインクを選ぶのがおすすめです。

書きやすいボールペンを選び、正しい持ち方を身につければ、いくら字を書いても疲れにくくなりますよ。

ペンの持ち方

字を書くとき、強い力でペンを押さえつけていませんか?

それだと書くときに疲れやすくなったり、字にくせが出やすくなったりしてしまいます。

ペンは、親指・人差し指・中指で軽く支えるように持ちましょう。

その状態で、ペンを紙に対して60度くらいの角度に当て、手首をテーブルの上でしっかり固定します。

そのまま軽い力でペンを動かすようにすれば、バランスの取れた字がなめらかに書けるようになります。

字が下手でもボールペン字はきれいに書けるようになる!練習のコツとは?

ボールペン字は、きれいに字を書くためのコツを意識しながら練習すると、字が上達するのが早くなります。

ポイントは、「正しい姿勢で書く」「線・ひらがなの練習から始める」「お手本を見ながら真似をして書く」ことです。

正しい姿勢で書く

まずは、字を書くときの姿勢をチェックしてみましょう。

字が下手な人は、紙と目の距離が近すぎる可能性があります。

紙と目の距離は30~40cmほど離すように心がけ、背筋を伸ばして座りましょう。

距離が近すぎると、字全体のバランスが把握できなくなるため、字のゆがみや大きさがバラバラになる、斜めに書き進めてしまうなどの原因になります。

全体を見回すようにしながら書くと、字と文章全体のバランスがとりやすくなります。

線・ひらがなの練習からはじめる

次に、字の練習をはじめるときは、紙に直線や曲線を書くことからスタートします。

これは、ボールペンで線を書く感覚に慣れるためです。

正しい姿勢とペンの持ち方が身につき、線を書くことに慣れたら、ひらがなから練習してみましょう。

文章の70%はひらがなが占めているので、ひらがながきれいに書ければ、それだけで全体的に整った印象を与えることができます。

お手本を見ながら真似をして書く

最後に、ひらがな・カタカナ・漢字の練習をする時は、美しい字のお手本を用意し、その通りに書くことを繰り返しましょう。

普段は字が下手な人でも、見本があればきれいな字が書けることもあります。

ただし、このときに重要なのは、やみくもに書き取りばかりをしないこと。

お手本と自分の字をよく観察し、どこがどう違うのか、しっかりと理解をすることが大事です。

そのあとに、お手本との違いを埋めるために繰り返し練習を続けます。

ペンの運び方や文字のバランスのとり方が身につけば、自然にきれいな字が書けるようになりますよ。

ボールペン字をきれいに書きたいなら

  • 字を書くときは、油性かゲルインクのボールペンを選ぶ
  • ペンは親指・人差し指・中指で軽く支えるように持つ
  • 正しい姿勢で座り、文章全体のバランスをよく見ながら書く
  • 線やひらがなの練習からはじめて、慣れてきたらお手本を真似てみる

お手本をもとに文字を書く練習をしても、自分が期待しているようにはなかなか上手くならない…という場合には、プロに教えを乞うのも一つの手です。

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字がきれいだと、ビジネスシーンや冠婚葬祭など人前で字を書くときに堂々としていられますが、字が下手だとそのような場面が来るたびに憂鬱な気持ちになってしまいます。

今回ご紹介したコツを実践して、ぜひ美文字に近づいてくださいね!

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