ペン習字

大人っぽい字が書けるようになるおすすめの方法とは?

人前で字を書くとき、丸文字や雑な字しか書けなくて恥ずかしいと思った経験はありませんか。

普段、仕事ができてしっかりしたイメージがある人ほど、子どもっぽい字だと余計にがっかりされてしまうかもしれません。

そんな悩みを持つ人に、大人っぽい字が書けるようになる方法をご紹介します。

今すぐ大人っぽいきれいな字が書けるコツって?

https://twitter.com/27o0Q0o/status/1364222543540805632?s=20

普段書いている自分の字を、もう少し大人っぽく見せたいという人は、次の3つのコツを試してみましょう。

1.文字の「右上がり」を意識する

字を書くときに、ほんの少しだけ「右上がり」に書くことを意識してみましょう。

右下がりの文字は、バランスが悪くだらしない印象を与えます。線を横に引くときや、はらいの部分を右上がりにすると文字が美しく見えます。

ただし、やりすぎは文字のバランスが崩れるので要注意です。

2.文字の間隔を意識する

例えば「日」という文字を書くときには、線と線の間を均等に空けましょう。空白になる部分が同じバランスで書ければ、整った印象を与えられます。

また、文字と文字の間(字間)と、行と行の間(行間)が一定になっているかどうかも、文字がきれいに見える決め手になります。

いずれもできるだけ均等になるように心掛けて書きましょう。

3.書きやすいボールペンを選ぶ

ボールペンには、「油性」「水性」「ゲルインク」と種類があり、それぞれ特徴があります。

「油性」は耐久性に優れ、「水性」はスラスラなめらかに書けます。「ゲルインク」は油性と水性の長所をあわせ持っていますが、インクの減りが早いというデメリットがあります。

ペン習字には、「油性」と「ゲルインク」のボールペンが良いとされています。「水性」は乾きが遅いので向きません。また、ボール径は0.5mm~0.7mmがおすすめです。

実際に試し書きをして、自分にとって一番書きやすいペンを探してみましょう。

大人っぽい字を確実に身につけるには、どんな方法がある?

大人っぽい字を書くコツを3つご紹介しましたが、これはいわば豆知識で、一過性のものです。

本格的に大人っぽいきれいな字を身につけて、これからもずっと維持したいなら、ペン習字を学ぶのが近道です。

市販のペン字の本を購入して独学する

一番手軽な方法は、書店で売っているペン字の練習本を購入することです。値段は1,000円程度からと手が出しやすいので、お試しでやってみたい方にも向いています。

本を購入する際は、お手本の文字をみて自分が好きだと感じたものを選ぶことをおすすめします。

本と書きやすいペンが手元にあれば、すぐにでも練習が開始できますね。

ペン習字は独学できる?必要なものやかかる費用とは?きれいな文字を書けるようになりたいけれど、いきなりペン習字講座に通うのはハードルが高く感じるものです。また、続けられるかどうか不安がある...

通信制のペン字講座を受講する

通信講座は、自宅に教材が届き自分のペースで学習をすすめられます。丁寧なガイドブックも付属しているので、初心者も簡単にはじめることができます。

受講期間や料金は講座により異なりますが、半年から1年間で約3万円というところが多いようです。

通信講座の良いところは、プロが徹底的に添削をしてくれるところです。教室に通う時間はないけど、くせのないきれいな文字を身につけたい方におすすめです。

【字をきれいにしたい方必見】おすすめのペン習字講座はどれ?大人になると人前で字を書くシーンが増えますね。 字が下手だと、そのたびに恥ずかしい気持ちになったり、字を書くことがおっくうに感じたりして...

ペン字の教室に通う

マンツーマンでしっかりと習いたいという方は、ペン字の教室に通うのがおすすめです。

料金は1回約3500円~と、通信制に比べると少し高いと感じるかもしれませんが、なんといっても講師が目の前にいるのが最大のメリットです。

疑問点をすぐに質問できますし、それぞれの上達度合いに合わせて柔軟に指導内容を変えてもらえます。

また、同じ目標を持った他の生徒と接することで、やる気を維持できるメリットもあります。

大人っぽい字が書けるようになりたいなら

  • 文字の右上がりや字間に注意して書く
  • 書きやすいペンを選ぶ
  • 独学きれいな字をマスターする
  • 通信講座、ペン習字教室に通ってプロに教わる

少しのコツで、大人っぽい字は書けるようになりますし、ペン字を学ぶとよりきれいで整った字を手に入れられます。

自分に合った方法を見つけて、ぜひきれいな大人っぽい字を目指してくださいね。

合わせて読みたい記事