ペン習字

大人が字をきれいに書く練習をするには?通信講座か教室か

大人の方で、文字に対して自信がない、文字が汚いことを気にしている方は多いと思います。

きれいな文字が書ければ、人に文字を見られて恥ずかしく思うことがなくなりますし、何より自分に自信が持てますよね。

今回は、文字をきれいに書く練習をしたい方へおすすめの方法をご紹介します。

字をきれいに書く練習をするなら、ボールペン字講座?

文字をきれいに書くための練習と一言で言っても、我流で上達することは難しいものです。

また、仕事が忙しくて教室に通う時間が取れないなど、いつかは文字をきれいに書く練習をしたいと思っても、なかなか取り組めずにいる方も多いのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのが、通信制の「ボールペン字講座」です。

通信制のボールペン字講座とは?

テキストやDVD教材が自宅に届き、文字を書くコツを一から教えてもらえる講座です。

文字の基本でありながら、普段あまり意識して書いていない「とめ・はね・はらい」などの基礎を学んで、きれいで読みやすい文字が書けるようになります。

課題の添削指導もあり、自分の文字をプロがチェックしてくれて、もっと上手に書くためにどうすれば良いかフィードバックがもらえます。

通信制のボールペン字講座のメリット・デメリット

通信制の「ボールペン字講座」のメリットは以下の通りです。

  • 教室に通う時間が削減できる
  • 自分のペースで進められる
  • 誰にも知られることなく文字をきれいに書く練習ができる

忙しくて教室に通えなくても、自宅に教材が届く通信制ならば、休日や空き時間に手軽に文字をきれいに書く練習ができます。

時間があるときはたくさん練習をして、仕事で遅くなった日は休むなどペース配分を自分で決められるのも良い点ですね。文

字に自信がない方の中には、練習していることを知られたくない場合があるかもしれません。そんな方にも、自宅でできる通信制はこっそりと練習してきれいな文字を手に入れる良い方法です。

通信制の「ボールペン字講座」のデメリットは以下の通りです。

  • 計画性を持って進めないと続かないことがある
  • モチベーションの維持が難しい

通信制は多くの教材が届くので、どれをいつまでに完了させるか、計画を立てることが重要です。「半年以内にすべてのカリキュラムを終える」など、目標を立てて取り組みましょう。

また通信制は、当然ながら一人で練習をすることになります。

自分のペースで進められる一方で、やる気が落ちたときに辞めてしまう可能性もあるため、「絶対にきれいな文字が書けるようになりたい」という強いモチベーションを持ち続ける必要があります。

ボールペン字講座の選び方

  • 教材の文字のお手本が、自分の理想とする文字に近いか
  • 講座にかかる期間や金額などが自分に見合っているか
  • 添削の回数と、親身なアドバイス・フィードバックがあるか

きれいな文字と一言で言っても、教科書のような誰にも読みやすい字や、優雅な雰囲気を持つ行書など種類はさまざまです。

自分が目指したい「きれいな文字」がどんなテイストなのかをしっかりと考えて、それに近いお手本で学べる講座を選ぶと良いでしょう。

目指す対象が「自分の好きな文字」かどうかで、講座に対するモチベーションも変わってきます。

また、お仕事の合間にきれいな文字を身につけたい方は、講座の修了までの期間や金額面についても、ここまでならできそうというボーダーラインをあらかじめ決めておくと良いです。

同じ金額の講座でも、講師の添削回数が少なければ、それだけアドバイスがもらえる機会が少なくなります。

できれば気になる講座の資料を取り寄せて、添削をどんな風にしてもらえるのか一度確認することをおすすめします。

通信制の「ボールペン字講座」の価格については、「ボールペン字講座の値段はどれくらい?解説していきます」にて紹介しています。

ボールペン字講座の値段はどれくらい?解説していきますきれいな文字を書けるようになりたいと考える人に注目されている、通信制の「ボールペン字講座」。気になるけれど、結構高いのでは?とためらって...

大人向けのペン字教室でも字をきれいに書く練習ができる?

通信制の講座は続かないかもしれない…と思う方には、通学型の「ペン字教室」がおすすめです。

文字の書き方を習う教室と言うと、子ども向けなのでは?と思いがちですが、大人だけを対象にした教室もあります

通学型のペン字教室の特徴とは?

一週間に一回などの頻度を決めて教室に通い、きれいな文字を書くための練習をします。

通信制は全ての人に共通の教材であるのに対し、通学型は各個人の上達具合や、目指すレベルに合わせて柔軟な指導内容で対応してくれるので、全く文字に自信のない方でも安心して通うことができます。

通学型のペン字教室のメリット・デメリット

通学型の「ペン字教室」のメリットは以下の通りです。

  • 講師からのフィードバックやアドバイスがその場でもらえる
  • 不明点をすぐに講師に質問して解決できるので学習効果が高い
  • 他の生徒が頑張っている姿を見てモチベーションが上がる

講師と直接やり取りをしながら、自分の文字についてアドバイスをもらったり、上達したことを褒めてもらったりできるのは、通学型の大きなメリットです。

自宅で練習する通信制と違い、他にも文字をきれいに書けるようになりたい大人が集まっている教室なので、お互いに刺激し合いモチベーション高く学び続けることができます。

通学型の「ペン字教室」のデメリットは以下の通りです。

  • 教室に通う移動時間や習っている間の時間に拘束される
  • 通信制の講座に比べて費用がかかる場合が多い

自宅で学ぶ通信制とは違い、通学型だと教室まで移動する時間がかかります。

仕事後に教室に通う方の場合、忙しいときは通えない期間が出てきてしまうかもしれません。

また、教室にかかる費用は多くの場合月謝で支払いますが、通信制に比べると費用が割高になる傾向があります。

ペン字教室の選び方

  • 移動時間がかかるため、自宅や勤務先から通いやすい場所で探す
  • できれば見学や体験をして教室の雰囲気を知る
  • 段位の取得を目指す場合は、各書道団体と提携した教室を選ぶ

大人の方の多くは、家事や仕事の合間に教室に通う場合が多いと思います。移動時間は少ない方が負担も少ないため、できれば自宅や勤務先から近いところを探しましょう。

仕事終わりに通う方は、夜間コースがあるかどうかも重要なポイントです。

教室の中には、見学や体験入学を無料で受け入れているところもあります。一度実際に行ってみると、教室の雰囲気や講師の教え方を知ることができるのでおすすめです。

ペン字教室に通って、文字をきれいに書くことをもっと極めたい方は、段位の取得を目指すこともできます。

段位の取り方や認定方法は各書道団体によって異なりますが、上達の度合いが目に見えるので、モチベーションにつながります。

全国のペン字・書道教室の多くが提携している日本習字は段位認定がありますし、資格試験としては書写技能検定が有名です。

段位は履歴書に書くこともできますし、「師範」資格を取得すれば自分の教室を開設することもできるので、努力次第でステップアップが可能です。

大人が字をきれいに書く練習をするなら

  • 通信制の「ボールペン字講座」なら、手軽にきれいな文字を書く練習ができる
  • 通信制を選ぶ場合は、お手本が理想の文字に近いかどうかと、添削回数に注目して
  • 通学型の「ペン字教室」は、講師にその場でアドバイスがもらえるのが最大の利点
  • 通学型は通いやすい場所を選び、できれば見学をして教室の雰囲気を見て

通信制の「ボールペン字講座」や通学型の「ペン字教室」は、性別を問わずに文字に自信がない方に人気のあるコンテンツです。

「大人になってからきれいな文字を書けるようになるなんて無理…」と諦める前に、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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